外国人技能実習生制度の基本

 
外国人研修生受け入れ制度とは

日本の技術を発展途上国の発展に寄与しようという崇高な精神からつくられた制度の1つです。
「外国人技能実習制度」と言われ、海外からの技能実習生を日本企業が受入れ技術・技能の修得を支援するとともに、各国の経済発展を担う人材育成に協力することを目的とした政府主導の活動です。
 

外国人研修生の良い影響

●海外進出の足がかり
人的資源を通じて、受け入れ企業の海外戦略、特にアジアの送り出し企業との経済交流を実現する可能性が開けます。さらに技能実習生の現地要員化による現地法人設立も視野に入れることが可能になり、国際的な視野の拡大につながります。
●優秀な人材と祖国愛
彼らの多くは、国を代表あるいは、家族のために、日本で研修を通して、多くのことを学ぼうと思っています。
ですから、基本的に前向きで、向上心のある方が日本にこられることとなります。
●日本人スタッフにも好影響
日本で修得した技術・技能を自国発展に役立てたいという使命感からモチベーションも高いので日本人社員への刺激にもなり、社内の活性化につながり、結果、日本人スタッフの意欲向上にも繋がります。

 

外国人研修生を受け入れてみたい方

 海外技能実習生を受入れ事業を行うには、入国に際して受入・在留に関する申請書類作成や申請手続きが必要となります。
申請書類作成から、資料作成まで支援してくれるのが受入れ団体(協同組合)です。
受入れ団体(協同組合など)は、受入れに必要な書類を作成したり、技能実習生の人選、事前教育、危機管理、定期的なサポートを行います。
技能実習生受入れ成功には、能力の高い人材確保が必要です。受入れ団体に適切な人選ができる能力がないと、ミスマッチな状況を作り出してしまいます。
技能実習生の受入れを事業の成功させる鍵は、受入れ団体の選定にあるといっても過言ではありません。
技能実習生達は、母国に家族を置いて一人で異質な文化の日本という国に技術を習得しにきています。
異国に一人で来てホームシックになったり、企業に馴染めなかったりすることが多々あります。
その結果、技能実習生が帰国しなければならない状況になることも考えられるのです。
そのような状況にならない為にも、受入れ団体(協同組合など)を慎重に選定する必要があります。

ミャンマー日本語学校1

受け入れ団体の役割

・技能実習生の人選、事前教育
・ 申請書類/危機管理などをサポート
・ 受入れ企業の指導、 技能実習生、受入れ企業への継続的なサポート
上記の業務を受入れ監理団体が行います
 

受け入れ団体の選定ポイント

 

信頼できる送り出し機関と提携していること
・技能実習生への教育制度が整っていること
・日本国政府認可の正規組合であること
・安心して研修が行えるよう定期巡回・指導を行っていること
外国人技能実習生受け入れ事業は、しっかりした受入れ体制(実施機関ー監理団体ー送出し機関)を構築することが一番のポイントです!!
ミャンマー日本語学校2
ミャンマー日本語学校3

検定試験について

検定試験技能検定試験は学科試験と実技試験からなり、両科目とも合格して初めて技能実習1号から2号へ移行が可能となります。そのために、しっかりとした教育・研修が重要です。
 

受け入れ団体の選定ポイント

 

信頼できる送り出し機関と提携していること
・技能実習生への教育制度が整っていること
・日本国政府認可の正規組合であること
・安心して研修が行えるよう定期巡回・指導を行っていること
外国人技能実習生受け入れ事業は、しっかりした受入れ体制(実施機関ー監理団体ー送出し機関)を構築することが一番のポイントです!!
ミャンマー日本語学校4

ビルクリーニング職種

新しく移行対象職種に組み込まれたビルクリーニング。
ミャンマーでは、ビルクリーニングとう仕事が、あまり知られていません。
学文協同組合では、動画などを駆使して、事前にビルクリーニングの仕事を理解してもらい、
ミスマッチを無くすようにしています。

 
 

介護職種

介護は、技能実習制度の中でも、特殊な位置づけで、
日本への入国要件も違えば。申請書類も違ってきます。
学文協同組合は、早くから介護職の実習生を迎い入れてきたので、
多くの実績と経験を有しております。

 
 

食品製造職種

組合設立当初より、食品業界の技能実習生のサポート・教育を
支援してきました。外国人が職場に適応するマネジメントや、
報酬体系など、豊富なノウハウを有しています。 

 

よくあるお問い合わせ

Q.外国人技能実習生を受入れるメリットって何?

技能実習生の現地要員化による海外法人設立も視野に入れることができますし、技能実習生達は非常にモチベーションが高いので職場のモチベーションアップにも繋がります。
 

Q.外国人技能実習生の受入れの準備は面倒なのでは?

受入れに関する手続きは、受入監理団体(組合)と送出し機関、そして受入れ実施機関の3者が相互連携で行います。その3者で、適正な受入準備を万全に行う必要があります。
 

Q.技能実習生はどんな人達?

技能実習生達は高い教育を受け、また高い倍率をクリアして来日しているので、非常にモチベーションも高く学習に関して非常に熱心です。
 

Q.技能実習生の日本語のレベルは?

 技能実習生達は簡単な日本語は理解できます。各国の送り出し機関にて、事前研修(日本語、風習、礼儀など)を行ってから来日します。ただ、来日後も、日本語を習得できる環境を整えておくことは重要です。(社内での通訳や生活指導員など)
 

Q.技能実習生を受入れるための要件は?

外国人であれば誰でも、外国人技能実習生として研修を受けることができるわけではありません。また、全ての企業が技能実習生を受け入れることができるわけではありません。技能実習生を受入れることが可能な業種につきましてはコチラをご覧下さい。
 

⇒受入れ可能業種はコチラ

Q.技能実習生を受入れる団体(協同組合)の役割って何?

受入れ団体(協同組合)は、受入れ準備段階の書類作成や、来日した後の集合研修のセットアップ、技能実習生のメンタルケア・トータルサポートなどといった業務を行っています。
 

Q.受入れ団体(協同組合)が行う集合研修とは?

技能実習生が日本での研修を要領よく行えるように、また、日本の文化、風習などをより一層理解してもらい日常生活を快適にすごすことができるようにするものであり、受入れ企業もサポートする必要があります。
 

Q.技能実習生は残業、深夜勤務、休日出勤など許可されているの?

労働基準法などの法令が適用されます。法令順守での、残業、深夜勤務、休日出勤などは許可されています。ただし、技能実習生は、技術等を「習得」することを目的として来日しておりますので、任せる仕事は技能向上が期待される仕事(単純労働は不可)となります。
 

Q.技能実習と社員の違いは?

社員同様に労働基準法が適用されます。海外からきていることを考慮すると、日本人社員以上に福利厚生(特に住宅面)を充実させてあげる必要があります。
 

Q.技能実習生は日本人と上手に付き合っていけるの?

 受入れ企業は、技能実習生を温かい心で接してあげる必要があります。日本と違った文化・風習で育った技能実習生ですから、長い目で見ていく必要があります。徐々に徐々に日本の文化や風習を企業のスタッフ全員で教えていく必要があります。